作品詳細
真葛香山の赤絵白抜き鳳凰文の花瓶です。
朱一色に塗り込めた地から、白磁の素地を残して大きな鳳凰が浮かび上がる意匠で、輪郭だけで羽と尾を語らせています。
裾のふくらんだ姿に細い首、高台裏には角印の銘があります。
1.作品について
【作品詳細】
ブランド・窯:真葛香山(宮川香山)
種別:花瓶
技法・装飾:赤絵、白抜き、鳳凰文、雲文の作品です。
備考:高台裏に角印の銘
【状態】
目立つ欠けやひびは見当たりません。
その他アンティーク品につき細かな傷や汚れはございますが、長い年月を経たお品としては全体的に良好なコンディションです。
少しでも気になる点はお気軽にお問い合わせください。
【見どころ】
この花瓶には、線で描いた絵がありません。
朱一色に塗り込めた地を残し、白磁の素地そのものを鳳凰の形に抜いています。
朱の地を白い鳳凰が渡る、その一点だけで画面が成り立っており、余計な描き込みが一切ありません。
羽は数本の帯に省略され、尾は雲と絡み合いながら胴の裏側まで続きます。
裾がふくらみ、首が細く立ち上がる姿は、正面から見ると鳳凰が飛び立つ直前のように張りつめています。
朱と白という二色だけの器ですので、床の間でも洋室の棚でも、置いた場所の色を選びません。
朝の光では朱がやわらぎ、夜の灯りでは深く沈む・・・同じ器が時間で表情を変えます。
明治の横浜で焼かれ、海を渡って評価を受けた系譜の一本が、いま日本へ帰ってきました。
【真葛香山について】
真葛香山は、京都の陶家に生まれ、明治のはじめに横浜へ窯を移した宮川香山の号です。
帝室技芸員に任ぜられ、内外の博覧会で数多くの賞を受けた明治を代表する陶工として知られています。
初期の器面いっぱいに立体を貼り付けた作風から、のちに釉と色の対比で見せる意匠へと進み、この花瓶の朱と白の潔い構成にもその歩みがうかがえます。
2.お支払いについて
送料無料ですので、販売価格=お支払金額となります。
※領収書の発行も可能です。必要な場合はご購入時にご連絡ください。
※お振込み手数料等、決済にかかる手数料はご負担ください。
3.発送について
海外からのお取り寄せのため、お支払い後4〜5週間程度でのご発送となります。





