作品詳細
オールドノリタケのコバルト金彩、風景文の両耳花瓶です。
湖のほとりに建つ古城と紅葉の岸辺を手描きで写し、肩と高台を瑠璃地の金彩帯で締め、耳は金彩の獣形にかたどっています。
1.作品について
【作品詳細】
ブランド・窯:オールドノリタケ
種別:花瓶
技法・装飾:コバルト金彩、色絵、手描きの風景文、獣形の耳の作品です。
【状態】
その他アンティーク品につき細かな傷や汚れはございますが、長い年月を経たお品としては全体的に良好なコンディションです。
少しでも気になる点はお気軽にお問い合わせください。
【見どころ】
胴の正面いっぱいに、湖と山と古城のある風景が描かれています。
湖に映る古城が夕に沈む、その一刻を切り取ったような色の運びです。
空は朱から桃色へ、山は藍から灰へ。境目に線を引かず、絵具の濃淡だけで遠近が作られています。
岸辺の木々は赤く色づき、水際には濡れた岩が点々と置かれて、視線が自然と手前へ戻ってきます。
肩には瑠璃地の帯を回し、その中央に金彩の花束を厚く盛り上げてあります。
耳は金彩の獣がしがみつく形で、正面の静かな風景に対して、ここだけが工芸らしい濃さを持っています。
玄関の飾り棚に据えると、絵の中の夕暮れが部屋の照明と呼応し、帰宅のたびに一日の終わりを迎えにきてくれます。
明治から大正にかけて海を渡り、異国の暖炉の上で異国の風景として眺められていた器が、いま日本へ帰ってきました。
【オールドノリタケの風景文について】
オールドノリタケの風景文は、日本の絵師が欧米の客のために欧州風の景色を描いたもので、実在の土地ではなく理想の風景として構成されています。
それゆえ空と水は日本画のようにやわらかく、建物だけが西洋の輪郭を持つ、どこにもない景色が生まれました。
本作の古城と湖も、その独特の折衷が最もよく表れた一枚です。
2.お支払いについて
送料無料ですので、販売価格=お支払金額となります。
※領収書の発行も可能です。必要な場合はご購入時にご連絡ください。
※お振込み手数料等、決済にかかる手数料はご負担ください。
3.発送について
海外からのお取り寄せのため、お支払い後4〜5週間程度でのご発送となります。





