作品詳細
薩摩焼の細密金彩、人物文の扁壺です。
高さ12cmの平たい胴の中央に御簾を上げた室内の場面を描き、まわりを金彩の鳳凰と小花で埋め尽くした細密画の器です。
1.作品について
【作品詳細】
ブランド・窯:薩摩焼(京薩摩)
種別:花瓶(扁壺)
技法・装飾:細密画、色絵、金彩、人物と鳳凰の文様の作品です。
備考:底に銘があります。
【サイズ】
高さ:12cm
幅:7cm
【状態】
底の銘に摩耗がございます。
その他アンティーク品につき細かな傷や汚れはございますが、長い年月を経たお品としては全体的に良好なコンディションです。
少しでも気になる点はお気軽にお問い合わせください。
【見どころ】
手のひらにおさまる大きさの中に、御殿の一場面が閉じ込められています。
掌の中に御殿の一夜がある、と言いたくなる密度です。
中央では、御簾と幕を上げた室内で、二人の人物が向かい合っています。座した人物の手元には小さな器があります。
顔の大きさは米粒に満たず、それでも眉、目、口、髷の位置まで描き分けられています。
場面を囲むのは金彩の鳳凰。翼を大きく広げ、絵の左右から人物を守るように配されています。
その外側は紅、藍、緑の小花で埋め尽くされ、余白は一分もありません。
首と高台には金の幾何文が回され、小さな器の上下を引き締めています。
飾り棚の一段に据え、灯りを近づけて覗き込む。そのたびに前は気づかなかった一人が絵の中から現れます。
明治の絵師が細筆を運び続けた器が、海を渡ったのちにいま日本へ帰ってきました。
【京薩摩の細密画について】
京薩摩の細密画は、乳白の貫入のある地に、髪一筋ほどの線で人物や花鳥を描き込む仕事です。
器が小さいほど筆は細くなり、一日に描き進められる面積はごくわずかになります。
本作のような掌大の器がかえって高く評価されるのは、大きさと手数が反比例するこの世界の道理があるからです。
2.お支払いについて
送料無料ですので、販売価格=お支払金額となります。
※領収書の発行も可能です。必要な場合はご購入時にご連絡ください。
※お振込み手数料等、決済にかかる手数料はご負担ください。
3.発送について
海外からのお取り寄せのため、お支払い後4〜5週間程度でのご発送となります。





