作品詳細
薩摩焼、錦光山の色絵猩々文の飾皿です。
貫入の入った乳白の地に、能の猩々を朱の装束と赤い髪で描き、扇を手にした舞の姿を右手に寄せて余白を大きく取っています。
1.作品について
【作品詳細】
ブランド・窯:薩摩焼 錦光山
種別:飾皿
技法・装飾:色絵、金彩、猩々の文様の作品です。
備考:裏面に『錦光山造』の銘があります。表面に『猩々』の書き入れがあります。
【サイズ】
径:10cm
【状態】
地全体に貫入がございます。
その他アンティーク品につき細かな傷や汚れはございますが、長い年月を経たお品としては全体的に良好なコンディションです。
少しでも気になる点はお気軽にお問い合わせください。
【見どころ】
能の『猩々』。酒を好む赤い髪の精を、一人だけ描いた皿です。
猩々が扇を手に酔い舞う、その足の運びが白足袋の向きだけで示されています。
装束は朱一色に見えて、袖と裾には白い小花が散らされ、裾まわりには金の波が寄せています。
赤い髪は毛先を一本ずつ跳ねさせ、静かな画面の中でここだけが揺れています。
扇は面を開いてこちらへ向けられ、地紙の渦文まで描き込まれています。
画面の左には金で『猩々』の二文字。絵と文字が一枚の中で釣り合っています。
地は乳白色で全面に貫入が入り、そのひび割れの網が、人物の周囲の余白を静かな景色に変えています。
茶席の菓子皿として使えば、客はまず絵に目を落とし、それから演目の話が始まります。
明治の京で焼かれ、海を渡って異国の棚で舞い続けてきた猩々が、いま日本へ帰ってきました。
【錦光山について】
錦光山は京都粟田口の窯で、幕末から明治にかけて欧米向けの薩摩様式の器を数多く手がけました。
金彩を厚く盛る華やかな作風で知られますが、本作のように余白を大きく取り、人物一人だけを置く構成も残しています。
能の演目を主題に選ぶのは、器を手にする異国の客に日本という物語ごと届けようとした工夫にほかなりません。
2.お支払いについて
送料無料ですので、販売価格=お支払金額となります。
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3.発送について
海外からのお取り寄せのため、お支払い後4〜5週間程度でのご発送となります。





