作品詳細
薩摩焼の瑠璃地金彩、武者文の蓋付香炉です。
深い藍の地を背に、松の下で語らう武者たちと室内の女性を白い窓に描き分けています。
宝珠のつまみと金彩の耳を備えた釣鐘形で、手のひらにおさまる大きさです。
1.作品について
【作品詳細】
ブランド・窯:薩摩焼
種別:香炉(蓋付)
技法・装飾:瑠璃地、金彩、色絵、武者文、人物文の作品です。
【状態】
内側に細かいひびがございます。
金彩の耳とつまみに、手の触れる部分のスレがございます。
その他アンティーク品につき細かな傷や汚れはございますが、長い年月を経たお品としては全体的に良好なコンディションです。
少しでも気になる点はお気軽にお問い合わせください。
【見どころ】
深い瑠璃の地が胴と蓋を覆い、その闇を切り抜くように白い窓が開いています。
窓の中では、松と楼閣を背にした武者たちが胡座を組み、それぞれ別の方を向いて語らっています。
瑠璃の闇に武者が居並ぶ、その一瞬を胴のまわりに閉じ込めた絵付けです。
甲冑の威は金彩の細い線だけで編まれ、兜の吹返しや小札の一枚一枚まで筆が入っています。
裏側へまわると、室内で振り返る女性の姿が現れ、武の場面とは異なる静けさが置かれています。
釣鐘形の裾が大きく開いているので、卓に置くと低い重心でどっしりと座ります。
灯りの下では瑠璃が青黒く沈み、白い窓の人物だけが浮かび上がります。
海を渡った先で長く飾られ、いま日本へ帰ってきた一点です。
【薩摩焼について】
薩摩焼のうち、地の全面を濃い藍で覆った作は瑠璃地と呼ばれ、白い窓に人物や花鳥を描き込む構成が好まれました。
白地の作に比べて金彩が強く映えるため、欧米の客間で灯りを受けたときの見栄えを意識した輸出向けの作行きです。
この香炉も、正面に武者、背面に女性と、めぐらせて眺めるほど場面が変わる仕立てになっています。
2.お支払いについて
送料無料ですので、販売価格=お支払金額となります。
※領収書の発行も可能です。必要な場合はご購入時にご連絡ください。
※お振込み手数料等、決済にかかる手数料はご負担ください。
3.発送について
海外からのお取り寄せのため、お支払い後4〜5週間程度でのご発送となります。





