作品詳細
薩摩焼の錦光山の細密金彩武者文の花瓶です。
深い瑠璃地の胴に窓絵を二面設け、陣幕を背にした武者の場面と、竹に群れ飛ぶ小鳥の花鳥文を細密に描き分けています。
高さ16cm、木製台座が付きます。
掌におさまる大きさに絵巻のような世界が収まった一点です。
1.作品について
【作品詳細】
ブランド・窯:薩摩焼 錦光山
種別:花瓶
技法・装飾:細密画、色絵、金彩、瑠璃地、武者文、花鳥文の作品です。
備考:錦光山の銘、木製台座付き
【サイズ】
高さ:16cm
幅:13cm
【状態】
欠け、ひび、欠損、直しは見当たりません。
その他アンティーク品につき細かな傷や汚れはございますが、長い年月を経たお品としては全体的に良好なコンディションです。
少しでも気になる点はお気軽にお問い合わせください。
【見どころ】
丸みをたたえた胴の両面に、大きな窓絵が開いています。
一面は陣幕を張った陣屋の場面で、鎧をまとった武者たちが床几に腰を下ろし、傍らには薙刀を携えた女性が控えています。
遠景には馬上の武者が小さく配され、画面の奥行きがそのまま物語の時間になっています。
もう一面は一転して静かで、竹林と菊、牡丹の咲く庭に小鳥が飛び交います。
窓絵を囲む瑠璃地には金彩の菊花と唐草がびっしりと敷き詰められ、光を受けると地の深い青と金が交互に立ちのぼります。
高さ16cm、掌におさまる陣屋の物語とでも言うべき大きさで、床の間の隅にそっと置くと、その一角だけ時代がさかのぼります。
付属の木製台座に据えれば、そのまま飾り棚の主役になります。
明治の京都で海の向こうの目を意識して描かれた細密が、いま日本へ帰ってきました。
【錦光山について】
錦光山は京都・粟田口に窯を構えた家系で、幕末から明治にかけて京薩摩の代表的な工房として知られました。
とりわけ輸出向けの細密画は評価が高く、髪一筋ほどの線で人物の表情や衣の文様まで描き分けたことで海外の蒐集家を魅了しました。
この花瓶でも、武者の眉の運びや鎧の小札の一枚一枚まで筆が入っており、その仕事の細かさが小さな器の中に凝縮されています。
2.お支払いについて
送料無料ですので、販売価格=お支払金額となります。
※領収書の発行も可能です。必要な場合はご購入時にご連絡ください。
※お振込み手数料等、決済にかかる手数料はご負担ください。
3.発送について
海外からのお取り寄せのため、お支払い後4〜5週間程度でのご発送となります。





