作品詳細
薩摩の楼閣山水文の小花瓶です。
肩が笠のように張り出した形で、その斜面に水色の川と緑の丘と朱塗りの楼閣を配し、桜は淡紅の点を重ねて一本ずつ立てています。
首には桜の小枝が巻きつきます。
高さ9cm、幅8cm。
胴の下半分は象牙色のまま残した一本です。
1.作品について
【作品詳細】
ブランド・窯:薩摩
種別:花瓶
技法・装飾:色絵、金彩、楼閣山水文、桜文の作品です。
【サイズ】
高さ:9cm
幅:8cm
【状態】
全体に貫入がございます。
胴の下部に小さな青い点がございます。
その他アンティーク品につき細かな傷や汚れはございますが、長い年月を経たお品としては全体的に良好なコンディションです。
少しでも気になる点はお気軽にお問い合わせください。
【見どころ】
胴は肩から笠のように張り出し、そこから細い首がまっすぐ立ち上がります。
絵はその斜面にだけ描かれ、掌の上に春の山河が載るような一巡の景色になっています。
水色の川が左から入り、緑の丘が続き、朱塗りの楼閣が木立のあいだに建ちます。
桜は淡紅の点を重ねて一本ずつ立て、松と柳は金の細線で葉を刻んでいます。
首には桜の小枝が巻きつき、花芯の一つひとつに金が置かれています。
絵のない胴の下半分は象牙色のまま残され、貫入だけが細かく入っています。
描くところと空けるところの配分が、この小さな器を窮屈にしていません。
床の間の隅や書棚の一段に、一輪だけ添えて置ける大きさです。
【薩摩の貫入について】
薩摩の素地は白い陶土で、焼き上がりに釉が細かく縮み、全面に網目状の貫入が生じます。
これは傷ではなく、薩摩がこの技法を選んだ結果として現れる肌であり、象牙のような質感の出どころです。
貫入の谷に絵具と金が入り込むことで輪郭がわずかに滲み、百年を経た絵に独特の柔らかさが生まれます。
2.お支払いについて
送料無料ですので、販売価格=お支払金額となります。
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3.発送について
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