作品詳細
薩摩焼錦光山の色絵月に雁文の水注です。
淡い月を器面いっぱいに置き、その前を三羽の雁が翼を広げて降りてきます。
把手は緑の蓮の茎をかたどり、蕾が一つ添えられています。
把手の脇に錦光山の銘があります。
1.作品について
【作品詳細】
ブランド・窯:薩摩焼(錦光山)
種別:水注
技法・装飾:色絵、吹墨、月に雁文、蘆文、蓮茎の把手の作品です。
備考:把手の脇に錦光山の銘があります。
【サイズ】
高さ:10.5cm
幅:11cm(把手を含む)
奥行:9cm
【状態】
器面に窯業時の小さな黒点がございます。
素地に細かな貫入がございます。
目立つ傷、欠けはございません。
その他アンティーク品につき細かな傷や汚れはございますが、長い年月を経たお品としては全体的に良好なコンディションです。
少しでも気になる点はお気軽にお問い合わせください。
【見どころ】
薄墨を吹いた地の中に、輪郭を持たない淡い円が一つ浮かんでいます。器面いっぱいの月です。
その前を三羽の雁が翼を広げ、月をよぎって雁が降りるところで筆が止まっています。
風切羽の一枚ずつに黒と藍の縞が引かれ、嘴の朱だけが小さく効いています。
裾には緑の蘆が数本、細い線で立ち上がり、水辺であることを最小限の情報で伝えます。
把手は蓮の茎をそのまま曲げた形で、器との付け根には桃色の蕾が一つ添えられています。緑と桃、この二色だけが立体で加えられた色です。
高さ10.5cm。手に取ると土の温かみがあり、飾って眺めるほかに、実際に注ぐ道具としての手取りも考えられていることが分かります。
【錦光山について】
錦光山は京都粟田口の陶家で、明治期には京薩摩を代表する窯として欧米へ数多くの作品を送り出しました。
金彩を尽くした華やかな作行きで広く知られますが、この水注のように吹墨と淡彩だけで日本画の余情を写した仕事も手がけています。
月と雁という画題は日本の絵画で古くから親しまれてきたもので、それを洋式の水注の形に載せた点に、輸出向けの工夫と絵付師の教養の両方が表れています。
2.お支払いについて
送料無料ですので、販売価格=お支払金額となります。
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3.発送について
海外からのお取り寄せのため、お支払い後4〜5週間程度でのご発送となります。





