作品詳細
薩摩焼の色絵金彩花見人物文の三足香炉です。
桜の咲く水辺を歩く女性たちを胴に描き、蓋には唐獅子の鈕と透かし穴を設けています。
両耳は獅子の面をかたどり、金彩で仕上げられています。
丸い胴を三本の脚が支える蓋物です。
1.作品について
【作品詳細】
ブランド・窯:薩摩焼
種別:香炉(蓋物)
技法・装飾:色絵、金彩、透かし、獅子面耳、人物と桜の文様の作品です。
【状態】
蓋の縁と口縁の金彩にスレがございます。
器面の全体に細かな貫入がございます。
その他アンティーク品につき細かな傷や汚れはございますが、長い年月を経たお品としては全体的に良好なコンディションです。
少しでも気になる点はお気軽にお問い合わせください。
【見どころ】
桜の下を女たちが行き交う場面が、胴をひと巡りして描かれています。
淡紅の花房の下に朱塗りの太鼓橋が架かり、その先には水辺と遠山が霞んで続きます。
紫の着物の女性がひとり、こちらへ背を向けて歩き出すところで、袖の振りに動きが残っています。
反対側では男女が数人、枝を見上げながら足を止めています。
蓋の頂には唐獅子が金彩でうずくまり、そのまわりに三つの透かし穴が開いています。
両の耳は獅子の面で、金一色に塗られて胴の淡い色を引き締めています。
香を焚くと、透かしから細い煙が立ちのぼり、桜の絵の上をゆっくりと流れていきます。
春の一日をそのまま閉じ込めたような器が、海を渡った先で大切に保たれ、いま日本へ帰ってきました。
【薩摩焼について】
薩摩焼は、象牙色の素地に細かな貫入を走らせ、そこへ色絵と金彩を重ねる焼物です。
明治期の輸出向けの品では、花見や祭りといった日本の年中行事が好んで主題に選ばれました。
この香炉も、器の用途としては香を焚く道具でありながら、絵巻のように場面を語ることを第一に作られています。
2.お支払いについて
送料無料ですので、販売価格=お支払金額となります。
※領収書の発行も可能です。必要な場合はご購入時にご連絡ください。
※お振込み手数料等、決済にかかる手数料はご負担ください。
3.発送について
海外からのお取り寄せのため、お支払い後4〜5週間程度でのご発送となります。





