作品詳細
薩摩焼の盛上観音羅漢文の花瓶一対です。
瑠璃の地に光背を負う観音と羅漢を配し、衣の縁と放射する光の筋を盛り上げて金の線で起こしています。
高さ32cm、幅19cm。
首と裾を白い粒の帯が巡る、対で飾るための二点一組です。
1.作品について
【作品詳細】
ブランド・窯:薩摩焼
種別:花瓶(二点一組)
技法・装飾:盛上、色絵、金彩、瑠璃釉の作品です。
【サイズ】
高さ:32cm
幅:19cm
【状態】
アンティーク品につき細かな傷や汚れはございますが、長い年月を経たお品としては全体的に良好なコンディションです。
少しでも気になる点はお気軽にお問い合わせください。
【見どころ】
瑠璃の闇から観音が現れる、対で置くための二点一組です。
胴の中央で観音は目を伏せ、その背後に大きな光背が白く広がります。
肩越しには羅漢が並び、深い皺と落ちくぼんだ眼が、観音の面差しとの対比をつくります。
背後から放たれる光の筋は朱と水色で交互に分けられ、放射の一本ずつが盛り上げて起こされています。
衣の縁、雲の渦、光背の輪はすべて金の線でなぞられ、瑠璃の地の上で図像の輪郭だけが浮かびます。
首と裾には白い粒を連ねた帯が巡り、口と高台の瑠璃を締めています。
二本を左右に置くと、観音の視線が中央でゆるやかに交わり、その間の空間が静かになります。
大正から昭和のはじめに海を渡り、遠い国の居間で長く並べられてきた一組が、いま日本へ帰ってきました。
【盛上について】
盛上は、泥漿を器面に積み上げて立体の文様をつくる装飾で、輸出向けの薩摩ではモリアージュの名で親しまれました。
本作のように暗い地の上へ盛る場合、彩色よりも起伏そのものが像の形を決めるため、光の角度が変わるたびに像の表情が動いて見えます。
2.お支払いについて
送料無料ですので、販売価格=お支払金額となります。
※領収書の発行も可能です。必要な場合はご購入時にご連絡ください。
※お振込み手数料等、決済にかかる手数料はご負担ください。
3.発送について
海外からのお取り寄せのため、お支払い後4〜5週間程度でのご発送となります。





