作品詳細
薩摩焼の盛上、網に貝尽くし文の鉢です。
乳白の貫入のある地に金と朱の網目を張り巡らせ、その下に貝や海胆を浮彫で表し、内側の口縁には稲穂と燕を描いています。
1.作品について
【作品詳細】
ブランド・窯:薩摩焼(京薩摩)
種別:鉢
技法・装飾:盛上、色絵、金彩、網と貝の文様の作品です。
【サイズ】
高さ:7cm
幅:13cm
【状態】
外側の口縁に小さな欠けがございます。
金彩に部分的なスレがございます。
その他アンティーク品につき細かな傷や汚れはございますが、長い年月を経たお品としては全体的に良好なコンディションです。
少しでも気になる点はお気軽にお問い合わせください。
【見どころ】
器の外側いっぱいに、金と朱の網が張り巡らされています。
金の網が貝を掬い上げる、そのままの意匠で、網の下から貝や海胆が顔をのぞかせています。
貝は盛上でわずかに浮き上がり、指先でなぞると網の平らさとの差がはっきり分かります。
桜貝の淡い桃、鮑の斑、雲丹の棘。一つずつ質感を描き分け、同じ貝が二つとありません。
網の目は上から下へ少しずつ広がり、垂れ下がった布の重さまで表しています。
内側の口縁には稲穂と燕。海の意匠の器の中に、里の季節がひっそり添えられています。
食卓で菓子鉢として使えば、菓子を取るたびに網の下の貝が現れ、器そのものが会話になります。
明治の京で焼かれ、海を渡って異国の棚に並んでいた海が、いま日本へ帰ってきました。
【薩摩焼の盛上について】
盛上は、泥漿や色エナメルを筆で置き重ねて厚みを作り、絵に彫刻のような陰影を持たせる技法です。
本作では網と貝の両方に用いられ、平らな網と浮き上がる貝という高さの差が、そのまま前後の距離になっています。
絵として描けば平面で終わる主題を、触れて分かる立体に変えているところに、この器の面白さがあります。
2.お支払いについて
送料無料ですので、販売価格=お支払金額となります。
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3.発送について
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