作品詳細
オールドノリタケの盛上、雁文の把手付花瓶です。
褐色から青緑へ流れる地に、白い羽を高く盛り上げた三羽の雁が斜めに横切る高さ30cmの一点です。
1.作品について
【作品詳細】
ブランド・窯:オールドノリタケ
種別:花瓶(把手付)
技法・装飾:盛上、色絵、雁の文様、アールヌーボー様式の作品です
【サイズ】
高さ:30cm
【状態】
盛上の羽、口縁のビーディングともに大きな欠落はありません。
その他アンティーク品につき細かな傷や汚れはございますが、長い年月を経たお品としては全体的に良好なコンディションです。
少しでも気になる点はお気軽にお問い合わせください。
【見どころ】
白い雁が器の面を横切る、その一瞬だけを写した一点です。
三羽の雁が翼を伸ばして斜めに並び、羽の一枚ごとが白いエナメルで高く盛り上げられています。
羽軸と羽枝は盛った白の上にさらに細かい刻みを入れて表され、指でなぞると細い溝が続いているのがわかります。
地は口もとの焦げ茶から裾の青緑へと霧のように移り、そこに輪郭を持たない広い空が生まれています。
把手は象牙色の帯となって胴の側面を大きく回り、その両端に唐草の飾りが盛り上げられています。
口縁には白い点が細かく並び、裾の高台にも同じ粒が一周しています。
高さ30cm。床置きにできる大きさで、枝物を一本だけ挿すと、雁の飛ぶ方向と枝の向きが呼び合います。
明治から大正にかけて海を渡り、いま日本へ帰ってきました。
【盛上(もりあげ)について】
盛上は、泥漿やエナメルを筆で積み上げ、文様を面より高く立たせる装飾です。
この花瓶の雁は、体の輪郭を先に盛ってから、その上に羽の刻みを重ねるという二段階の仕事で作られています。
地の色を霧のようにぼかして輪郭を消し、盛り上げた白だけを明確に立たせる構成は、余白を主題とする日本画の考え方を器に持ち込んだものです。
2.お支払いについて
送料無料ですので、販売価格=お支払金額となります。
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3.発送について
海外からのお取り寄せのため、お支払い後4〜5週間程度でのご発送となります。





