作品詳細
薩摩焼の盛上、金彩の羅漢文三足香炉です。
胴の全面を金地とし、色エナメルの粒を敷き詰めた地の中に羅漢の顔を並べ、蓋の摘みと両耳、三本の足を獅子でかたどっています。
1.作品について
【作品詳細】
ブランド・窯:薩摩焼(京薩摩)
種別:香炉
技法・装飾:盛上、金彩、色絵、羅漢と地文の作品です。
備考:肩に丸に十文字の紋があります。
【状態】
金彩に部分的なスレがございます。
その他アンティーク品につき細かな傷や汚れはございますが、長い年月を経たお品としては全体的に良好なコンディションです。
少しでも気になる点はお気軽にお問い合わせください。
【見どころ】
胴も蓋も、余白というものがほとんどありません。
盛上の粒が金の海を埋める、その密度がこの器のすべてです。
藍、朱、緑、白の色エナメルを一粒ずつ盛り上げて地文とし、その中に羅漢たちの顔が浮かぶように配されています。
羅漢は一人ずつ眉の寄せ方も口元も違い、こちらを見ている顔と、目を伏せた顔が交互に並びます。
蓋の頂きには獅子が座り、両の耳と三本の足も獅子でかたどられ、金彩で毛並みまで起こしてあります。
肩には丸に十文字の紋が白く抜かれ、密な地文の中でここだけが呼吸をしています。
床の間に据えて灯りを落とすと、粒の一つひとつが影を持ち、金地が沈んで色だけが静かに残ります。
明治から大正の職人が異国の客のために積み上げた粒が、いま日本へ帰ってきました。
【盛上(盛上げ)について】
盛上は、泥漿や色エナメルを筆で点じて盛り上げ、絵に厚みと影を持たせる技法です。
一粒ずつ置いては乾かす手順を繰り返すため、面積が広いほど手間は指数的に増え、この香炉のように全面を埋めた作りは職人が何日も筆を止めなかった証になります。
指でなぞると絵が確かに凹凸として返ってくるのが、平面の絵付けにはない喜びです。
2.お支払いについて
送料無料ですので、販売価格=お支払金額となります。
※領収書の発行も可能です。必要な場合はご購入時にご連絡ください。
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3.発送について
海外からのお取り寄せのため、お支払い後4〜5週間程度でのご発送となります。





