作品詳細
薩摩焼の細密金彩藤花文の香炉です。
丸い胴に藤の房を垂らし、その下を渡る二羽の鳥を描いています。
蓋のつまみに金の唐獅子を据えた、高さ12.5cmの作品です。
1.作品について
【作品詳細】
ブランド・窯:薩摩焼
種別:香炉
技法・装飾:細密画、色絵、金彩、藤花文、花鳥文の作品です。
備考:底に銘
【サイズ】
高さ:12.5cm
【状態】
蓋に直しがございます。
蓋の透かしの縁に欠けがございます。
器面の全体に細かな貫入がございます。
その他アンティーク品につき細かな傷や汚れはございますが、長い年月を経たお品としては全体的に良好なコンディションです。
少しでも気になる点はお気軽にお問い合わせください。
【見どころ】
丸い胴の上半分から藤の房が幾筋も垂れ、紫、白、黄と色を変えて咲き分けています。
房の一粒ずつに輪郭と陰影が入り、離れて見ると霞のように、近づくと粒の集まりとして見えます。
その下を二羽の鳥が水面すれすれに渡り、静止した花の中で唯一の動きを担っています。
裏へ回ると富士が薄紅の空に浮かび、菊と桜が咲き乱れる別の季節が広がります。
把手は象の頭、つまみは金の唐獅子で、細密な絵付けの中に彫刻の要素が差し込まれています。
香を一炷立てれば、藤の房の下を鳥が渡る景色から、細い煙が真上へ立ちのぼります。
英国の棚で守られてきた香炉が、直された蓋ごと、いま日本へ帰ってきました。
【薩摩焼の細密画について】
薩摩焼の細密画は、白い土の貫入の上に、髪より細い筆で花や鳥を描き込む仕事です。
金彩は輪郭を締めるだけでなく、色の面と面の境を分けて画面を整理する役目も担っています。
この香炉では、藤の房と鳥の羽に最も細い筆を使い、地文と主役の密度をはっきり分けています。
2.お支払いについて
送料無料ですので、販売価格=お支払金額となります。
※領収書の発行も可能です。必要な場合はご購入時にご連絡ください。
※お振込み手数料等、決済にかかる手数料はご負担ください。
3.発送について
海外からのお取り寄せのため、お支払い後4〜5週間程度でのご発送となります。





