作品詳細
薩摩焼の盛上薔薇文の扁壷です。
押しつぶしたようにまるい胴へ野薔薇の枝を這わせ、花弁と葉を薄く盛り上げてから金で葉脈を起こしています。
首には黒地に金の唐草がめぐり、蝶が一羽だけ添えられています。
真上から眺めると、枝が器を一周して元の花へ戻ってきます。
1.作品について
【作品詳細】
ブランド・窯:薩摩焼
種別:花瓶(扁壷)
技法・装飾:盛上、色絵、金彩、薔薇の文様の作品です。
備考:底に銘があります。
【状態】
釉薬の全面に細かな貫入がございます。
その他アンティーク品につき細かな傷や汚れはございますが、長い年月を経たお品としては全体的に良好なコンディションです。
少しでも気になる点はお気軽にお問い合わせください。
【見どころ】
胴は上から押さえたようにまるく、野薔薇の枝がその面を這っています。
花弁と葉はごく薄く盛り上げられ、葉脈は一本ずつ金で起こされています。
枝の先には蕾が並び、離れたところに蝶が一羽だけ止まっています。
首をめぐる黒地の金唐草が、淡い胴の色を引き締めています。
野薔薇がまるい胴を這う・・・真上から眺めると、枝が器を一周して元の花へ戻ってくるのが分かります。
低く広い姿は花を横へ流すように生けられ、卓の上でも視界をさえぎりません。
西洋の好んだ薔薇を日本の筆で描いた作品が、海の向こうから帰ってきました。
【薩摩の細密画について】
薩摩の絵付は、面相筆と呼ばれる細い筆で、髪の一本、葉脈の一筋までを描き分けます。
金は線としても使われ、色絵の上へ重ねることで輪郭が締まり、遠目にも図柄が立ちます。
この作品では薔薇の葉に金の脈を引き、盛り上げた花弁との段差で光の当たり方を変えています。
2.お支払いについて
送料無料ですので、販売価格=お支払金額となります。
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3.発送について
海外からのお取り寄せのため、お支払い後4〜5週間程度でのご発送となります。





