作品詳細
薩摩焼の色絵金彩、千花文の長頸花瓶です。
丸い胴から細い首が立ち上がる形で、菊や牡丹をはじめとする花を余白なく敷き詰め、地を金彩で埋めた高さ36cmの大ぶりな器です。
1.作品について
【作品詳細】
ブランド・窯:薩摩焼(京薩摩)
種別:花瓶
技法・装飾:色絵、金彩、細密画、千花の文様の作品です。
備考:丸に十文字の紋の銘があります。
【サイズ】
高さ:36cm
幅:23cm
【状態】
欠けやひび割れはございません。
その他アンティーク品につき細かな傷や汚れはございますが、長い年月を経たお品としては全体的に良好なコンディションです。
少しでも気になる点はお気軽にお問い合わせください。
【見どころ】
丸くふくらんだ胴から、細い首がまっすぐ天へ伸びる姿です。
千の花が金の地を埋め尽くす、余白というものが一分もありません。
白い菊、紅の牡丹、藍と緑の小花。大小の花が隙間なく重ねられ、どこから見ても中心が定まりません。
花と花のあいだは金彩で埋められ、遠目には金の壁、近づくと花の集まりへと像が切り替わります。
首の部分にも同じ密度で花が続き、器のどこにも休む場所が用意されていません。
高さ36cm。床の間や玄関に置けば、それだけで一つの景色が立ち上がる大きさです。
灯りを落とすと金だけが沈み、白い菊が浮かび上がる。昼と夜で主役が入れ替わる器です。
明治の職人が花を数えるように筆を重ねた器が、海を渡ったのちにいま日本へ帰ってきました。
【薩摩焼の千花文について】
千花文は、器面いっぱいに花を敷き詰める意匠で、薩摩焼の中でも最も手数のかかる仕事のひとつです。
下絵を置かずに描き進めるため、花の大きさと向きの配分は絵付師の頭の中だけにあり、途中でやり直すことができません。
本作のように首の細い部分まで密度を落とさず描き切った器は、絵付師が最後まで筆の速度を緩めなかった証です。
2.お支払いについて
送料無料ですので、販売価格=お支払金額となります。
※領収書の発行も可能です。必要な場合はご購入時にご連絡ください。
※お振込み手数料等、決済にかかる手数料はご負担ください。
3.発送について
海外からのお取り寄せのため、お支払い後4〜5週間程度でのご発送となります。



