作品詳細
真葛香山の巾着形花瓶です。
ざらりとした無釉の焼締の胴に、白磁の紐と房を貼り付けて袋の口を結んだ姿にかたどり、高さ15cmの掌におさまる大きさにまとめています。
1.作品について
【作品詳細】
ブランド・窯:真葛焼 真葛香山
種別:花瓶
技法・装飾:焼締、貼付、白磁の紐と房の作品です。
備考:底に瓢箪形の印銘があります。
【サイズ】
高さ:15cm
【状態】
紐と房の細い貼付部分に欠けはございません。
その他アンティーク品につき細かな傷や汚れはございますが、長い年月を経たお品としては全体的に良好なコンディションです。
少しでも気になる点はお気軽にお問い合わせください。
【見どころ】
口をきゅっと絞った巾着袋を、そのまま焼き物に写し取った姿です。
土の巾着に白磁の紐が結ばれる、その一点だけに白を置いた潔い作りで、胴は釉薬をかけずざらりとした肌のまま残されています。
荒々しい土肌と、つるりとした白磁の紐。この二つの手ざわりの差が、小さな器の中に大きな見どころを生んでいます。
紐は結び目から四方へ垂れ、先端の房まで一本ずつ独立して作られています。
袋の口は布が寄ったひだの形に立ち上がり、いまほどいたばかりのような柔らかさが土に残っています。
床の間に一輪だけ挿して置けば、器そのものが福を包んだ袋になり、季節の枝も自然と収まります。
横浜から海を渡って異国の棚に飾られていた袋が、中身を空けたまま日本へ帰ってきました。
【真葛香山について】
真葛香山は、明治期の横浜で作陶し、万国博覧会を通じて日本の陶芸を世界に知らしめた陶工です。
器の表面に生き物や植物を貼り付ける高浮彫の仕事で名を上げ、のちには釉薬の研究へと向かいました。
本作のように、袋という日常の形をそのまま器に置き換え、質感の違いだけで見せる作りは、その造形の力がよく表れた一手です。
2.お支払いについて
送料無料ですので、販売価格=お支払金額となります。
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3.発送について
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