作品詳細
薩摩焼の色絵金彩、人物文の三足香炉です。
高さ17cmの胴に鬼の面を掲げて舞う人々を描き、肩には獅子の面をかたどった耳を左右に付け、蓋には透かしと金彩の摘みを備えています。
1.作品について
【作品詳細】
ブランド・窯:薩摩焼
種別:香炉
技法・装飾:色絵、金彩、盛上、透かし、人物の文様の作品です。
備考:底に『隆山焼』の銘があります。
【サイズ】
高さ:17cm
幅:11cm
【状態】
地全体に貫入がございます。
その他アンティーク品につき細かな傷や汚れはございますが、長い年月を経たお品としては全体的に良好なコンディションです。
少しでも気になる点はお気軽にお問い合わせください。
【見どころ】
胴をめぐるのは、鬼の面を高く掲げた男を中心に、笛を吹き、太鼓を打ち、袖をひるがえして舞う人々の輪です。
獅子の耳に囃子が響く、そんな賑わいが器の三方から聞こえてきます。
肩の左右に付いた獅子の面は、金彩で眉と鬣を起こし、口の中まで朱を差した念の入れようです。
首まわりの藍地の帯には朱と緑の唐草が敷き詰められ、白い胴の絵を額のように引き締めています。
蓋には香を抜く穴が開けられ、頂きの摘みは金彩の実をかたどっています。
三本の足は先へ向かって細くすぼまり、重さのある器を軽やかに見せています。
火を入れずとも、床の間に据えて眺めるだけで、正月や節分の晩の空気が部屋に戻ってきます。
明治の職人が異国の客のために描いた祭りの一場面が、囃子の音を器に閉じ込めたまま日本へ帰ってきました。
【薩摩焼について】
薩摩焼は、乳白色の貫入のある地に色絵と金彩で絵付けをする陶器で、幕末の万国博覧会を機に欧米で広く知られました。
輸出向けの器では、日本の祭礼や物語の一場面を器の全周に描く構成が好まれ、絵は正面を持たず、回すたびに次の場面が現れます。
本作の香炉も、どの向きに据えても人の輪が途切れないように描かれています。
2.お支払いについて
送料無料ですので、販売価格=お支払金額となります。
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3.発送について
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