作品詳細
薩摩焼の色絵金彩人物文の三足香炉です。
丸い胴に窓を設けて座敷の人物を細かく描き、地は錦手の幾何文で埋め、白い花を立体に貼り付けています。
蓋には透かしを入れ、頂には縄目の摘みが付きます。
高さ13cm、幅12cm。
1.作品について
【作品詳細】
ブランド・窯:薩摩焼
種別:香炉(三足・蓋付)
技法・装飾:色絵、金彩、錦手、人物文、貼花の作品です。
備考:銘あり
【サイズ】
高さ:13cm
幅:12cm
【状態】
金彩と絵付けに擦れがございます。
蓋の摘みに、ごく小さな欠けがございます。
表面に細かな傷がございます。
その他アンティーク品につき細かな傷や汚れはございますが、長い年月を経たお品としては全体的に良好なコンディションです。
少しでも気になる点はお気軽にお問い合わせください。
【見どころ】
まず驚くのは、余白がひとつも無いことです。
丸い胴の全面が、七宝つなぎ、麻の葉、青海波といった錦手の幾何文で埋め尽くされ、そのあいだに窓が開いています。
窓のなかでは、几帳を巡らせた座敷に人々が集い、楽を奏でる者と舞う者が向かい合っています。
胴と蓋の境には白い花が立体に貼り付けられ、平らな文様のなかで指に触れる出っ張りになっています。
蓋には香を通すための透かしが入り、蓋の透かしから香がほどけるさまを思うと、器の役目が腑に落ちます。
頂の摘みは縄をひと結びした形で、朱と金を掛け分けた紐の質感まで写されています。
高さ13cm、床の間や玄関の棚に置くと、近づいて覗き込みたくなる密度があります。
日本で焼かれて海を渡り、遠い国で香の記憶とともに保たれてきた一点が、いま日本へ帰ってきました。
【錦手について】
錦手は、色絵と金彩を織物の錦のように器面いっぱいに敷き詰める意匠で、薩摩焼の輸出品を代表する見せ方のひとつです。
幾何文の一区画ごとに色を変え、境目は金の細線で仕切るため、下絵から仕上げまで工程が積み重なります。
この香炉では、密な地文と静かな人物画が対になっており、離れて見たときの華やかさと、近づいて見たときの静けさが両立しています。
2.お支払いについて
送料無料ですので、販売価格=お支払金額となります。
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3.発送について
海外からのお取り寄せのため、お支払い後4〜5週間程度でのご発送となります。





