作品詳細
薩摩焼の金彩人物文の花瓶です。
肩に獅子の耳を据え、胴の両面に老師と童子、そして岩に憩う仙人の姿を細密に描いています。
金彩は衣と縁取りに厚く置かれ、底には赤の薩摩銘があります。
高さ29cm、地には細かな貫入が走り、獅子の耳は白地に金の斑を散らしています。
1.作品について
【作品詳細】
ブランド・窯:薩摩焼
種別:花瓶
技法・装飾:金彩、色絵、細密画、人物文の作品です。
備考:底に赤の薩摩銘があります。
【サイズ】
高さ:29cm
幅:16cm
【状態】
金彩は盛り上がった箇所と高台の稜線にスレがございます。
ひび割れ、欠け、修復した跡は見当たりません。
その他アンティーク品につき細かな傷や汚れはございますが、長い年月を経たお品としては全体的に良好なコンディションです。
少しでも気になる点はお気軽にお問い合わせください。
【見どころ】
金彩が語る師と童の物語が、この花瓶の胴を一周しています。
表には杖を手にした老師と、その袖に寄り添う童子。
裏へまわると、岩に腰を下ろした仙人がこちらを見上げています。
衣を埋める小花と幾何文はすべて金で描かれ、見る角度を変えるたびに別の文様が浮かび上がります。
肩に付く二頭の獅子は白い地に金の斑を散らし、守り神として静かに睨みを利かせています。
灯りを落とした床の間に据えると、金地が蝋燭のようにぼうっと暖まり、部屋の空気が一段落ち着きます。
明治の終わりに海を渡り、異国の棚で百年を過ごして、いま日本へ帰ってきた一本です。
【薩摩焼について】
薩摩焼は、象牙色の地肌に細かな貫入を走らせ、その上から色絵と金彩を重ねる焼物です。
明治期には横浜や神戸の港から大量に積み出され、欧米ではSATSUMAの名で憧れの的となりました。
底に残る赤の薩摩銘も、その輸出期に筆で入れられたものです。
2.お支払いについて
送料無料ですので、販売価格=お支払金額となります。
※領収書の発行も可能です。必要な場合はご購入時にご連絡ください。
※お振込み手数料等、決済にかかる手数料はご負担ください。
3.発送について
海外からのお取り寄せのため、お支払い後4〜5週間程度でのご発送となります。





